ジムニーが誕生してから30年以上。 日本人の体型も、ずいぶん良くなったようで。運転席が狭い、と感じる人も少なくないでしょう。 そこで、運転席のシートレールを加工し、もっと後ろにスライドできるようにしよう、と考えました。 これは、失敗体験談です。 結局できませんでしたという話ですが、原因はハッキリしているので、そのうちリベンジします。 (2007/01/28追記) 楽天で落札したあしながシートレールにしちゃいました。 ま、快適になったのでヨシとしましょう。
ボルトはシートの前側2つ、後ろ側に2つ。12mmのレンチで外します。 ボルトを外したら、シートを車外に取り出します。 ハンドルも外しておくと楽。
シートをひっくり返し、シートレールとシートを繋いでいるボルトを外します。 このボルトは10mm。シートがこんな小さいボルトで止められていたことに、ちょっとびっくり。
後ろへのスライドを抑制しているのは、このツメ。 これを倒します。 金属片をあてがって、ゴムハンマーで叩いてみました。 手軽ですが、結構うるさいのでご近所迷惑。 で、車載ジャッキを使う方法を編み出しました。 写真がなくて申し訳ないんですが、ツメの部分に金属片をあてがい、ジムニーの車体の下、フレームとジャッキの間にスライドレールを挟みます。 ゆっくりジャッキアップすれば、ツメは倒れます。 これで大丈夫、とシートを元通りに取り付けてみますが…。スライド量が増えてない。 あれ? と、もう一度分解してみると…。 なんと。たとえツメが倒れても、この金具がシートを留めるボルトと接触して、結局スライドできないようになってます。 これ、あきらかに「スライド量増加加工防止」のためだけの金具。 溶接してあって、これじゃとても外せません。簡単に外せちゃう溶接なんてヤダし。 型式によって、この金具がないものもあるようで…。ツメだけでいけると思ってたので、がっかりです。 僕のはJA11の最終5型。うーん。 結局、スライド量増加はあきらめるしかありませんでした。 グラインダーとか持ってる人なら、簡単に切っちゃうんだろうけど…。
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