素人にもできる

ACスイッチ修理

 3月末のある日。ケーキを買って帰る途中、あんまり暑かったので半年ぶりにエアコン入れました。ケーキが温まっちゃうのでね。
 したら、エアコンのランプが点かないのですよ。ファンが回っても、消えたまま。当然、なま暖かい風が出てくるだけです。
 外気導入・内気循環の切り替えレバーを動かすと、内気と外気の中間あたりでだけ、エアコンが入るようです。
 こりゃー単純な接触不良だよな、と、直してみることにしました。

用意したもの
・プラスドライバー(帯磁)
配線コネクター


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1.ACパネルの取り外し

 省略。エアコンパネル電球交換のページを参照してください。


 奥にある、このパーツ(赤枠)。これが、内気循環にしたときだけエアコンが入るようにするマイクロスイッチです。
 内気・外気切り替えレバーを動かすとこのマイクロスイッチも動くわけですが、ちゃんとカチカチいってます。この時点で、「ちゃんとした修理」は諦めました。マイクロスイッチ自体が壊れているので、交換するしかないからです。
 で、術式は以下の通り。
 ・いつでもスイッチON
 通常は、内気循環にするとマイクロスイッチがONになり、写真の緑と黒の線が繋がります。
 マイクロスイッチが壊れていて、緑と黒の線が繋がらないわけです。
 なので、この線を常に繋がっている状態にします。内気・外気レバーの位置にかかわらず、エアコンをONにできるようになります。
 高速で走っているときなど、エアコンが効きすぎる場合に内気・外気レバーを中間あたりにして調節する事がありますが、それがやりやすくなるので一石二鳥です。

外気導入でもエアコンが使えるようになるわけではありません。ジムニーJA11のエアコンは、その構造上、内気循環でしかエアコンが使えません。エアコンの空気取り入れ口が車内にあるからです。外気導入のままエアコンを使っていると、単に涼しくないだけでなく、エアコン故障の原因になりますので注意してください。

2.配線


 マイクロスイッチからの線をたどると、すぐ下のコネクタに突き当たります。まず、これを外します。
 かなりきついです。手の大きい人はカーステを外さないと無理かも。


 外れました。手前の黒線と緑線をショートさせます。(写真、撮り損ねました)


 で、元に戻します。これでオシマイ。

3.インプレッション

 まあその。涼しいです。


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