アイドリング安定!
素人にもできる
ディストリビュータ清掃手順
最近、僕のジムニーはアイドリングが不安定です。
特に、信号待ちのときにエンジンが止まりそうになったりします。
スパークプラグは交換したばかり。もう古いクルマだし、仕方ないのかな...と思ったのですが、とりあえずいろいろ調べてみました。
googleでひっかかったのは、オートチョークがどうこうとか、水温センサが壊れてるとか、なんかお金がかかりそうなことばかり。
が、調べ進めると、「ディストリビュータ(デスビ)」という部品の内部が汚れているとアイドリングが不安定になるらしい、ということがわかりました。じゃ、デスビを開けて中をキレイにすればいいんですね。でもでも、「デスビ」をどうやって開けるのか、それ以前に勝手に開けちゃっていいものかどうかはわかりません。
でもまぁ、みなさんワリと気軽に「デスビキャップを外して...」なんて言ってるので、だいじょうぶなんでしょう。きっと。
用意したもの |
・メガネレンチ(8mm)
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
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1.天気予報を確認する
デスビは、高圧電流が流れる部品です。中に水が入ると、どえらいことになるそうです。
屋根がないところで作業する場合は、雨が降らないことを確認してください。また、汗がしたたり落ちるとか、ノラネコと間違えて水をかけられるとか、そういうこともないように十分注意してください。
2.デスビキャップを取り外す
下の写真、赤丸の部分がディストリビュータです。奥の方、上の方にあるのは、水濡れ厳禁だからでしょう。
デスビキャップは、ネジ2本で簡単に固定されています。
高圧電流が流れる、ワリと危険な部品のはずなのに、なんだか無防備。
いきなりドライバーで回そうとするとナメてしまうので、まずレンチでゆるめ、その後ドライバーを使った方がスムーズに作業できます。
とても狭いので、ネジを落とさないように注意してください。ネジを厄介なところに落とすと、厄介です。
ネジさえ外せれば、デスビキャップは簡単に外れます。
3.端子をキレイにする
デスビキャップの中を見ると、小さい金属が3つ(ジムニーJA11の場合)あります。これが端子。それぞれがスパークプラグに繋がっていて、高圧電流がこの端子を通してプラグに振り分けられます。
この端子が白く粉を吹いたようになっているのではないでしょうか?
これ、サビなんですかねぇ?とにかく、これをこそぎ落とせばいいらしいです。
マイナスドライバで、カリカリとこすります。
粉を落とすと、端子の断面がD字形になっています。「あぁッ!削りすぎた!」なんて慌てないように。もともとこういう形です。
4.デスビキャップを取り付ける
あとは、デスビキャップを元通りに取り付けます。
このときもネジを落とさないように注意。
5.インプレッション
いやー。作業時間10分程度の簡単な整備で劇的に改善。アイドリング、800回転でビシッと安定するようになりました。
当然、アイドリングだけじゃなく、全体的にエンジンがなめらかに力強くなりましたよ。
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