マフラーが錆びてポッキリと逝きました。 タイコの入り口のところが完全にもぎれてしまい、修理不可能です。 せっかくだから、砲弾マフラーとやらに換装することにしました。
純正マフラーを外します。 車高を5cm上げてあるので、ジャッキ不要でした。キャンプ用の銀マットを敷けば作業できます。 ※車の下に潜り、上を向いて作業するので、錆びた鉄片、乾いた土、CRC-556の滴などが顔に落ちてきます。ゴーグルとマスクを忘れずに。 新車購入から10年以上経ち、サビサビになってますが思ったほど酷くない。ナットもしっかりしています。 古い車のマフラー交換は、ここが最初にして最大の難関。がんばりましょう。 前の晩にCRC-556をたっぷり吹きつけ、少しでも外しやすくしておきます。外す当日もCRCを吹きます。 ボルトをゆるめるときは、必ずメガネレンチを使ってください。普通のスパナではあっというまにナメてしまいます。 ボルトが12mm、ナットが14mm。かなり固いので、なるべく長いレンチがいいでしょう。このボルトは溶接されているわけじゃありません。ふんぬっと頑張れば必ず外れる、はず。少なくともシフトノブ外すよりは簡単でした。 ※どうしても外れないとか、こりゃナメるぞ、というときは、無理をせずプロにお願いしましょう。 外したマフラー。ご覧の通りポッキリです。 どうしようもないので捨てるのですが、各自治体の指定に従って廃棄してください。 必需品・ゴーグル。100円ショップで購入。 銀マットを敷いて作業。100円ショップで購入。
まずは、フランジに張り付いているガスケットを外します。 あまり錆びていると、どれがガスケットやらわからないと思いますが…。 ガスケットを外したら、真鍮ブラシで錆びを削り落とします。まあ、芯まで錆びてるのでそこそこに。 あとは新しいマフラーを取り付けるだけ。 車の後ろからまっすぐ入れるので、アクスルに新聞紙などを巻き付けて保護します。マフラーをここに乗せてスルスルと入れます。 まずフランジ側を針金などで軽く固定し、次にマフラー後端を持ち上げて吊りゴムに固定。最後にまん中を吊りゴムに固定します。たぶんこの順序がいちばん楽。 吊りゴムは、いったん車体から外した方が早いかも。 最後の最後に、フランジにガスケットを挟み、きつーくボルト締めして完了です。
締め付け後、排気漏れがないかどうか必ず確認してください。漏れていると整備不良で、もちろん車検に通りません。 僕の場合、どうしても漏れてしまいました。おそらく、フロントパイプ側のフランジがサビで凸凹になっているのでガスケットで塞ぎきれないのでしょう。なので、 ホルツ ファイアガム で漏れ対策。 「99工房」の同等品、ホルツの「ガンガム」では耐熱性能が足りないので、必ず「ホルツのファイアガム」です。
K-PRODUCTSの「オリジナル砲弾マフラー」のインプレッションです。 音の大きさ 思ったほどうるさくありません。あくまで運転者の主観ですが、サイレンサなしでも近所迷惑になる音量ではないと思います。 運転中は、低音が心地よく響いてくる感じ。運転が楽しくなります。車内での会話にも差し支えありません。 トルク 明らかに乗りやすくなりました。 まだ高速は試してないですが、街乗りではとても楽です。 はみ出し バンパーとの位置関係は、このとおり。当然、はみ出しなしです。 ルックス いいですねぇ。
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