☆礼文編


礼文島

 礼文に渡る日は、一転してとても良い天気になりました。
 スクーターを借りて走り回ると、海からの強い風が全身を強く打ち、僕は何度も立ち止まります。
 けれど、立ち止まると、そこには必ず美しい空と海があり、僕はまた走り出さずにいられないのです。



船から礼文島を眺める。この小さな島のどこに僕は惹かれているのだろう。


赤い流星号。わずか50ccのエンジンが力強く僕を誘う。


澄海(すかい)岬。その青さは確かに北の海だ。


トド島を望む。風はますます強くなる。


北の島のいちばん北。スコトン岬に立って、僕はしばらく惚けていた。


トド島を眺めながら道場牛乳を飲もう。たまにはガイドブック通りにしてみる。


林道を抜けようとしたら、道がなくなってた。


ホタテはミディアムレア。うまいうまい。


稚内の港には、とてもきれいな夕日が下りる。